『当日のお知らせ』12/5(金)〜12/6(土)

定期休診日です。ご迷惑をおかけいたします。12/7(日)より通常診療を行います。予約なしでご来院ください。なお、患者様駐車場は当院裏50m程にあります。そちらをご利用ください

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🫒調剤薬局(徒歩1分)🫒が12/1よりオープンいたしました。

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年末年始休診は:2025年12月30日(火)〜2026年1月3日(土)です。

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2026年1月の仙台市特定健診のご予約はお電話で受け付けております。

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インフル注射ワクチンの予約は12月18日(木)まで可能です(電話は日〜木曜日)詳細をご覧ください。

内科・外科
佐瀬総合診療所
宮城県仙台市若林区荒町20

TEL:022-395-5215

FAX:022-395-5216

院長紹介

ご挨拶

手術風景

2025年問題から2040年問題へ

~高齢者医療と介護者の予防医療~

高度経済成長期に日本の成長を牽引し、我々の地域を創ってきた団塊世代の方々が75歳以上の後期高齢者となる2025年、「社会保障費の増大」「医療介護体制不足」「労働力不足の深刻化」が顕著になってくると言われています。しかしながら、現代日本の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.14歳であり、90歳まで生存する国民の割合は男性が26.0%、女性が50.1%(厚生労働省令和5年簡易生命表による)となっており、まだまだ、団塊世代の方々はお元気に過ごされております。中には生産年齢人口世代とかわらず就労されている団塊世代の先輩もおられます。団塊世代の方々が90歳を超える2040年に向けて超高齢化が進み、前述の問題が顕著化されることが予想されます。早期高齢者(65歳)となる団塊ジュニア世代の方々が、団塊世代の超高齢者を支える(介護する)こととなります。しかしながら、人口減少が進み、少子高齢化が深刻化している時代であり、介護者負担が増し、全ての超高齢者を支えることが不可能になっていると思われます。我々地域医療を担う医療者にできることは、高齢者医療の充実(老年医療、訪問診療、緩和ケアなど)はもちろんですが、高齢者を支える「働き手」とされる「生産年齢人口世代(working age population)」(介護者、ケアラー含)が、心身共に健康保持しながら働ける環境をつくっていくことが重要であると考えております。

一般外来と在宅療養支援診療所(在宅診療所)両方が必要

~一般外来の必要性と訪問診療の必要性~

2025年問題における高齢者医療で勧められている「在宅医療」は通院困難者が対象で契約制です。通院困難者が在宅診療所と契約することで初めて診療可能状態となります。超高齢化社会においては、無くてはならない医療です。しかしながら、自力で通院できる生産年齢人口世代(介護者、ケアラー含む)は在宅医療の対象外となってしまいます。当院が目指す「地域医療」とは、その地域に住むすべての住人が対象であります。在宅医療のみでは「地域医療」すべてを補うことができません。我々診療所は「一般外来」を主として「訪問診療」にも対応させていただきます。かかりつけ通院中患者様で通院困難となった場合は「往診*」も可能です(近隣地域にお住まいの方)。頻回の「往診」となってしまう場合は、「訪問診療」に切り替えが必要です。通院困難となっても地域のかかりつけ医として、人生最後まで責任を持って、我が街、我が家でのゴールを目指しお手伝いをさせていただきます。私は、高齢者を含め、高齢者を支える「働き手世代」が、その地域で穏やかに・健やかに・楽しく過ごせるよう、医療面から支えていくことを確固たる信念とし、ここ荒町で『地域医療』を「まっとう」する所存でございます。

※訪問診療とは、契約制であり、定期的・計画的に訪問し診療を行うこと。
※往診とは、通院出来ない患者様の要請を受けて診療すること。

院長 佐瀬 友彦

経歴

2004年3月岩手医科大学医学部卒業 医師免許取得
2004年4月~2008年9月東北労災病院 外科
2008年10月~2012年3月東北大学病院 肝胆膵外科・胃腸外科(現・総合外科)
2012年3月東北大学大学院医学研究科医科学専攻卒業 博士(医学)取得
2012年4月〜2015年3月帯広第一病院 外科
2015年4月〜2017年12月大曲厚生医療センター 外科
2018年1月〜2020年10月東北医科薬科大学 外科学第一(消化器外科学)
2020年11月在宅医 転身
2022年11月〜2023年6月やまと在宅診療所 登米
2023年7月〜2025年5月やまと在宅診療所 仙台北 院長 新規立ち上げ

当院の特徴

外科医と在宅医の経験から
外科医として17年、消化器癌を中心として癌治療(外科手術、抗癌剤治療、緩和ケア)を行いつつ、救急医療、ICU治療(重症者集中治療)を行ってきました。 在宅医として4年、総合診療(一般内科、慢性期疾患、老年内科、心療内科、神経難病管理、重症心身障害者管理)、在宅緩和ケアに携わってきました。この経験から、外科から内科まで、急性期から慢性期までの診断・治療・予防医療を行います。診療可能疾患を限定せず、皆様の症状から病名を見つけ、より良い改善策(治療法)を決めていきます。専門的検査や治療が必要な場合、あるいは希望される場合は、適切な専門病院へご紹介いたします。 また、専門病院で言われた治療方針と皆様の希望に相違がみられる場合も無くはありません。そのような場合も一緒に方針を相談し、ガイドラインに沿った治療を基に、皆様のご希望を取り入れ最善策(治療法)を考えていきましょう。